【拾い犬猫の相談】
Q.個人で保護した犬猫も引き取ってもらえますか?
A. 預かりボランティアさんやいっぽいっぽプロジェクトの隔離ルームにスペースがある場合のみ対応致します。引取の際は、ワクチン代と検査代などのご負担をお願いしております。
あなたが救った命です。最後まで救うことにご協力ください。私たちも出来る限りですが、サポートをお約束します。
Q.仔猫を保護しました、少しの間なら自宅で預かれますがその後どうすれば良いですか?
A. まず最寄りの動物病院で健診や検査を行いましょう。人に移る疥癬や糸状菌がいる場合もあります。自宅で預かれるようでしたら、SNSや里親募集サイトに登録しましょう
※悪質業者の里親詐欺が横行していますので、やりとりの際はくれぐれもご注意ください。
【里親になる譲渡条件について】
Q.一人暮らしでも里親になれますか?
A. 里親申し込み可能です。保護動物の月齢、種類、大きさなどにより、ご自宅の広さや留守時間など譲渡の選定基準にしておりますので、ご希望に添えない場合もございます。ご了承ください。
Q.小さな子供がいても里親になれますか?
A. 里親申し込み可能です。保護動物の性格などによっては、譲渡が出来ない場合がございます。また当会では保護動物を迎える以上は、お子様が一緒に過ごす中で命の大切さを学びながら共に成長してほしいと望んでいます。お子様にアレルギー・喘息などがないか、しっかり確認した上で里親申し込みをお願い致します。
Q.高齢者ですが里親になることはできますか?
A. ご年齢にもよりますが、万が一の際の後見人がいらっしゃり、ご自身のライフスタイルやご年齢に見合う保護動物を迎えてくださる場合、譲渡可能です。
Q.空き巣や泥棒が多い地域なので番犬にもなる犬を飼いたいのですが。
A. 里親申し込みはお断りしております。当会は番犬ではなく、『家族の一員』また『家族犬』として譲渡を行っています。犬を飼養する一生の費用は、平均約350万円で高級車1台分に及ぶと言われています。犬を迎えるより、警備会社のホームセキュリティを申し込みましょう。
Q.犬(猫)を飼うのが初めてです。
A. 誰でも最初は初めての経験です。生活の中で犬(猫)のために犠牲にすることも多少出てきますが、その心の準備が出来ているのであれば里親申し込みをお待ちしております。当会では、今まで犬(猫)の飼育経験がない方には、慣れやすい性格の子をお勧めさせて頂きます。また迎えた後も随時、経験あるスタッフにご相談可能です。
Q.避妊去勢は必ず行わないといけませんか?
A. 昨今の世界的な獣医学研究からも避妊去勢による心身リスクに対する見解は様々です。当会では、猫は生後6か月以降、犬は雄犬6-8か月以降、雌犬は10か月以降に必ず避妊去勢を受けて頂くのを譲渡条件としています。
雌犬に関しては、ヒート中の外出は極力避けて頂く、また未避妊未去勢の間は犬が多く集まる場所への外出は避けるなど、里親様が安全かつ責任をもって対処できる範囲で育てて頂きたいと思います。
迎えた後のご相談がありましたら当会のスタッフへで、いつでもご連絡ください。
Q.里親になるために何を準備すれば良いですか?
A. しっかり考え心の準備をした上での、里親申し込みをお待ちしています。これから10年~15年、長生きな子だと20年の歳月を共に過ごす家族の一員となり、楽しいこと、喜びも計り知れないほどありますがその反面、子育てと同じく、手がかかり、経済的な負担も増えることになります。毎日のトイレ掃除や留守時間を家族内で協力したり、誤飲事故が起こらないように家の中の整理整頓、物の破損など犠牲にしなくてはいけない事も多々あります。
それでも里親になり、迎えた子を最期まで責任を持って飼い続けられるか、よく考えて頂ければと思います。里親になれなくても、お世話ボランティアなど他の形で保護活動にもご協力頂けます。
Q.外でしか飼えないのですが、里親になれますか?
A. 外で飼うと、熱中症のリスク、また犬が気を張って落ち着かず吠えや問題行動が起こりやすいです。集団行動を好む犬の習性からも室内で上手に環境設定をして家族として終生可愛がって頂ける方への譲渡を行っています。
【譲渡契約/審査/環境調査について】
Q.トライアルとは何ですか?
A. 当会では、保護犬猫を迎える際には、里親適性試験期間としてトライアル期間を設けています。トライアル期間は通常1週間を設けていますが、個体の性格によって期間を変更する場合がございます。
Q.訪問環境調査は何をされるんですか?
A. 犬猫の過ごす場所の確認、脱走逸走事故が起こらないかの住環境の確認をさせて頂きます。その際に、お世話してきたスタッフが里親様に引き継ぐ日々のマナーや対応の注意点をお伝えします。
Q. 迎える前の自宅の準備について教えてください。
A.
①いたずらされても困らないよう物の片づけをしましょう
電池、硬貨、リモコン、靴下など誤飲事故に繋がらないよう、事前に手の届かない場所に収納しましょう
②観葉植物の整理
猫ちゃんを迎える方は猫科動物に毒性の強い観葉植物やお花は取り除きましょう。
③破れている網戸の修理
脱走事故防止のために敗れている網戸などの修理をお願いします。
④柱、壁、床の保護
マーキングや爪とぎ、歯が抜ける時期で噛んでしまい破損が生じる場合もあるので、前もって保護対策を行いましょう。
⑤電気コードなど配線に保護カバーを付ける
いたずらして、コードを噛みちぎって火花が出てしまい顔に大やけどをする事故も考えられます。しっかり配線のカバーを行いましょう。
【犬猫の育て方について】
Q.里親になるのが初めてなのですが、迎えた後のサポートなどはありますか?
A. 当会では、里親として迎えて頂いた犬猫に限らず、譲渡させて頂いた里親様と末永くお付き合いを望んでおります。先住ペットのことから里親になって頂いた犬猫のご相談は随時乗らせて頂きます。
定期的に里親会を開催して参りますので、里親様同士でも交友を深めて頂き、心温まるネットワークが構築出来ればと考えております。また、Facebookのアカウントをお持ちの方には、里親様同士が繋がれるグループコミュニティを作っておりますのでお問い合わせください。
Q.環境設定って何ですか?
A. 動物が安全に、安心して過ごせる環境作りを『環境設定』と言います。
Q.犬を迎える場合の環境設定について教えてください。
A. 犬の場合は、
①ゆったりめのキャリーにふかふかの寝床
②目を離したときにも自由に行き来できないようパーテーションになるもの
③トイレ
④いつでも飲める給水器
⑤知育玩具
⑥目隠しにする段ボールや大判タオル
の準備をお願いしています。
Q.猫を迎える場合の環境設定について教えてください。
A. 猫の場合は、
①猫砂とトイレ
②高いところで休めるキャットケージかキャットタワー
③爪とぎ
④いつでも飲める給水器
の準備をお願いしています。
Q.犬は、あまり吠えませんか?
A. お家に迎えてからの環境設定によります。玄関や窓際が定位置で過ごす子は通行人や配達の来客に反応して、吠える子になりやすいです。
また吠えたときのご家族の反応によっても、犬の行動は変わってきます。
Q.猫は、あまり鳴きませんか?
A. 新しいお家に迎えられ、環境が変わったことにより、鳴くことも十分に考えられます。その点もご考慮頂き、受け止めてくれたり、しっかり向き合ってくださる里親様へ譲渡をしております。
また成熟し発情期が来てしまうと、パートナーを探す本能で大きな声で鳴きます。当会では、猫の初めての発情期が来る前に避妊去勢を行うことを譲渡条件としております。
Q.お留守番の時はどうしたら良いですか?
A. 仔犬子猫で頻回食だったり、排泄の我慢できる時間が短い子の里親希望をされる方で4時間以上の留守時間のある方への譲渡は行っていません。
Q.犬のトイレはどうやって教えれば良いですか?
A. お家に来た最初は2時間置きにトイレスペースに連れ出して、トライさせましょう。上手にできたら、いっぱい褒めます。失敗しても絶対に叱ってはいけません。
失敗した場所に鼻先を押し付けて『いけない』と教えるという方もいますが、犬はなぜ怒られているのかもわからず、嫌な事をされたに留まってしまいます、基本的に犬は0.1秒以内に叱らないとわかりません。
ですので、トイレトレーニングには『褒める』ことしか成功の近道はないことをしっかり頭に留めておきましょう。
Q.お散歩はいつからできますか?
A. ワクチン回数が終わっていなくても、抱っこでお散歩して、車・飛行機などの環境音に慣れさせていきましょう。
【いっぽいっぽっプロジェクトについて】
Q.いっぽいっぽプロジェクトは、なぜ保護譲渡活動を行うのですか?
A. いっぽいっぽプロジェクトは保護動物を送り出す団体として、その里親様一人ひとりに犬猫の幸福、心も体も苦痛から解放され健やかな生活について幅広く考えられる存在となって頂けるように情報提供を行い、社会化された愛される保護犬猫が社会に普及するように責任を持って、保護、譲渡し送り出すことを団体としての使命のひとつとして考えています。
【募集ボランティアについて】
Q.預かりボランティアになりたいのですが、どうしたらなれますか?
A. ペット飼育可の住宅にお住まいであることの証明書のご提示とスタッフからのお世話の講習を完了して頂ければ、預かりボランティアを始めることができます。
Q.保護活動ボランティアに参加したいのですが